ミライダガッキとかいうゲーム

この記事は音ゲーマー達の発信所2枠目(http://www.adventar.org/calendars/527)
の企画に参加させていただいています。



皆さんはじめまして。
えると申します。
えるたんの方が聞き覚えの多い人もいるかと思いますが、ダガッキでは「25さいJK」というネームでプレイしています。

音ゲーマーの達の発信所、残すところあと3日になりました。
そんな終盤に私からミライダガッキのことを皆さんにもっと知っていただけたらなと思い記事を書かせてもらいました。

文章を書くのが苦手なので、分かりづらかったり構成が適当だったりなのはご了承ください。



まず、ミライダガッキという音ゲーは名前くらいなら皆さんご存じかと思います。
しかし、そのゲーム性については詳しくは知らない人が多かったり、あまりいい印象がない人も多いと思います。
そんな中で、このゲームにクレジットをつぎ込みまくっている数少ないプレイヤーとして、少しだけ興味を持ってもらえたらありがたいです。

ちなみに、この記事ではダガッキの魅力やおすすめなどを書いているわけではありません。
やりたい人はやる、やらない人はやらないで結構ですので、それを踏まえた上で閲覧をお願いします。


・『どんなゲームなの?』

簡単にいうと、4つのパッドを叩いたり腕を上げてポーズを取るゲームです。
しかし、これだけではダガッキの奥の深さは伝わりませんね。
プレイスタイルは各々自由ですが、自分が高スコア狙いのプレイが中心なので、主にそちらを説明していきます。

まず、高スコアを出すには「コンボを繋ぐこと」これがまず第一前提です。
ノーツのスコアの基準は「100万点/トータルノーツ数x100」となっていて、この点数にコンボ数ごとに倍率(下記参照)がかかり、最大で常時2倍になります。

(倍率)
1〜9 x1.0
10〜29 x1.2
30〜49 x1.3
50〜99 x1.5
100〜199 x1.8
200〜 x2.0

プレイ中にヒートアップ(この区間内はスコアが更に2倍になる)やボーナスが入るノートなどもありますが、そこはパフェで取り続ければいだけなので割愛します。

極論からいうと、全パフェを出してしまえば理論値なのですが、一部の譜面に例外があり、それが連打のノートで、このノートは指定された区間内で任意の打数を叩けるというものです。
ロールノートと呼ばれる打数が指定されているノートがありますが、こちらと違うのはコンボ数に関係なく叩けることと、叩いた打数分だけコンボ数が増えるということです。

連打ノートは1コンボであろうと999コンボ(物理的に無理ですが)であろうと、叩けばミスになりませんしコンボ数も伸びます。
ミライダガッキは200コンボ以降のスコアが一律のため、それ以前に連打ノートがある場合は普通に全パフェを取ったときよりも理論値が高くなるのです。
つまり、1ノーツ目から198ノーツ目までに連打ノートがあった場合、より早く200コンボに近づけ200コンボ以降の範囲を延ばす必要性があるのです。


・「付属のバチとマイスティック」

これは結構賛否両論で炎上案件でもありましたね。
これについては、今となっては付属のバチを使ってプレイしてもらいたいと思っています。

まず、それぞれの利点不利点を簡単にまとめてみます。

(付属)

安定感がある
打音が聞こえやすい
×
重い
疲れる
紐が絡まる、降ろした時に紐がパッドに触れ誤反応が起きる

(スティック)

軽い
あまり疲れない
連打が入りやすい
×
打音がやや聞こえにくくなる
軽いので落としやすい
筐体のメンテナンスに影響する場合がある

こんなところですね。
ミライダガッキのパッドのセンサーは震撼センサーを使用しており、強い衝撃が加わると、感度が悪くなることがまま起こり得ます。
また、感度が悪くなる他に過反応が起こることがあり、叩いたパッドの隣のパッドが叩いた時の振動により感知してしまい、叩いていなくても反応してしまう現象があります。

バチの見た目が卑猥だとかでやらない人も見受けられますが、正直言わせてもらうとプレイしてる人を見たときにバチを注視する人はいますか?って話です。
プレイする前からプレイ内容以外で批判するのはもっての他だと思っています。

・『公式のやる気のなさ』

これについては正直不満を隠せないものが多いです。
不満に思っている点をまずは挙げてみます。

●VU後、スコア志向になったにも関わらずそれに見合った機能が充実していない。
●JAEPOでの解説内容のほとんどが当時wikiに既に掲載されていた内容
●パセリ使用時の特典がほぼ皆無。
●一部楽曲の譜面の使い回し。
●他機種からのハブられ具合。
●譜面再生箇所のミス。
●曲数設定の少なさ。
●新規プレイでのサービスがない

ざっと書き上げただけでもこれだけ出てきます。
スコア重視になったにも関わらず、ライバル的な機能もない、ハイスコアとランクは別扱い。
ちなみに、スコアとランクは別物でランクはスコアに関係なく判定の達成率(リフレクと同様)で計算されていますが、低スコアでAAAを出した場合と高スコアでAAを出した場合、後者の記録が残るため、今までにAAAを出していたとしても自己ベストはAAで残ってしまう仕様になっています。
JAEPOで唯一wikiに載っていなかった説明が取得ランクの説明のみ(何%でどのランクになるのか)というものだけで、スコア講座の解説ではあまり意味のないものでした。
ツイッターの公式アカウントも以前よりも告知ツイートの回数が減り、今では業務的なツイートのようにも見受けられます。

あまり知られてはいないものなんですが、ダガッキはパセリを使用した場合の特典がひとつだけ存在します。

それは、選曲時間が60秒→65秒に延長されるということです。

そう、これだけなんです。

ダガッキにはシャシン撮影機能というものがあり、プレイ後にQRコードを読み込むことによってDLできる機能がありますが、曲ごとに撮影箇所が決まっていて自分で決めることができません。

リザルト画面が表示されているとき、達成率やスコアが上昇している画面でパッドを叩くとスキップすることができます。
しかし、スキップしてしまうと2秒ほどで選曲画面へ移行してしまうため、それを知らずスキップしてしまいリザルトが撮れない(残せない)ということがあります。
実際、これはKACダガッキ部門の予選でも同様の事が起きておりますが、公式側はこれを学習していないのか、他の全機種に追加されたリザルト保存機能がダガッキにはありません。

ダガッキは7月から「週刊ミライダガッキダ」という企画で毎週木曜日に楽曲が追加されていますが、ほぼDDR経由で移植されています。
その楽曲の一部の譜面がレーン数が同じだからなのかは存じませんが、DDRの譜面がそのままの配置で移植されている楽曲があり、フリーズアローに当たるノーツは全て2打のロールノーツとして移植されています。
ロールノーツとして移植したのはまだよかったのですが、問題は「全て2打」であるということ。
※Amalgamationのみ20打ですが、これは恐らく公式のミス

連動企画でBEMANI遺跡がありましたが、これで追加された楽曲のひとつの「KAHMEN BREAK」の譜面が1小節早く降ってくるという致命的なミスがありました。
しかも、これはこちら側から問い合わせで投げつけるまで修正されませんでした。

ダガッキは通常1プレイ2曲設定になっており、2曲保証でプレイでき途中閉店もありませんが、店の設定で曲数をいじることはできません。
ダガッキを触らない、やらない理由の大きなひとつでもあります。

現行機種のほとんどはICカードでの初プレイ時のプレイ料金がサービスされる仕様になっていますが、もちろんダガッキは対象外です。
安心してクレジットを入れてプレイしてください。


と、ズラズラと書きなぐっただけでもこれだけありました。
それでもやっぱり好きなんですよね、このゲームは。

・『なぜここまでハマったのか』

なんでなんでしょうねw
気がついたらこのくらいやってました。
12/3現在の時点でプレイ回数は1,000回に到達しました。
しかし、上には上がいるもので、とあるフォロワーさんはこの3倍プレイしています。
きっかけを思い返せばやはりKACなんですかね。
元々ダンエボの決勝進出者のフレンド枠で入場することができたので、それならついでにということでフラーっと参加したのがきっかけでした。
それまでのプレイ回数は150回で、予選があるということを知ってから予選までの1ヶ月以内に詰め込んだ感じだったので、継続的にプレイしていたわけではありませんでした。
で、予選が始まって蓋を開けたら課題曲がVU後の追加新曲だったわけで、予選の3日前にVUされたんですが未プレイだったんですね、まだ。
「ワンチャンアルッショー」「ナントカナルッショー」状態で望んだのですが、結果は午前の部ランク外、午後の部2位(5位まで表示)という結果でした。
自分自身そんなに期待せずに参加したはずなんですが、なんかすごく悔しかったんですよね。
新要素に慣れてないというか、少しでも触っていたら決勝に行けたかもしれない、そんな感じだったので、たぶんここから全てが始まったような気がします。


それと、このゲームが評価できる点として推しておきたい部分が、この機種のテーマ曲の位置付けである「未来ダFUTURE」という曲が未だにボス曲的立ち位置に存在するということ。
昨今の音ゲー機種を見返しても、最終的にボス曲が追加される、という流れは今となってはとはや普通のことだし、ある意味当然でもあるわけですが、この機種に関しては(個人的に)3強と呼ばれる曲で、なおかつ最初から存在している隠しでも何でもないデフォルトの曲が存在するんですよね。
これって本来あるべき姿というのは言い過ぎかもしれないけど、テーマ曲=ボスっていうのはとても評価されていいんじゃないかなって思ってます。

他のゲームの言葉を借りるなら、この楽曲に関しては

「起源にして頂点」

って感じですかね


ダガッキプレイヤー以外からのダガッキの批判はもう嫌というほど見てきたし、撤去されてるゲーセンも増えてきて負のスパイラルが続いてる状況ではあるけど、自分はガチのダガッキプレイヤーとして言いたい。
やらないならやらないで構わないし、○○が入ったからダガッキやるって言う人も絶対やらないのも分かってるから無理にやらなくても構わない。
ただ、そこに少なくとも楽しんでやってる人がいることは頭の片隅にでも入れていてほしい。

プレイスタイルは人それぞれだし、どんなことに楽しみを感じているのかはその人が決めることであるから批判する理由にはならない。

ガチだのエンジョイだのそういう括りでまとめんな。
ガチでやってるから楽しいんだよ。


まぁ、長くはなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。
需要がないとは存じますが、これからもちょくちょく譜面動画等アップしていきますので、またご贔屓によろしくお願い致します。


それと最後にひとつだけすみません。
記事とは若干離れてしまうのですが、KACの開催を誰よりも待ち望んでいたのは隠すことなくこの私です。
私自身、今まで散々大口を叩いてきたと思っていますので、それに恥じないよう、KAC4thはぜひ優勝を目指して頑張ります。
応援してくださる方々、よろしくお願いします。